CPUクーラーは、CPUの熱を逃がして、ゲーム中や作業中の温度を抑えるためのパーツです。 CPUは、ゲームや編集で負荷がかかるほど高温になりやすい部品です。 冷却が足りないと、動作が不安定になったり、性能を落として温度を下げたりすることがあります。 高温のまま使い続けるほど、CPU周辺のパーツにも負担がかかります。

BTOパソコンでは、標準空冷、大型空冷、240mm水冷、360mm水冷のように、注文画面でCPUクーラーを選べることがあります。 ゲーム中心なら空冷から選びやすく、長時間ゲームを遊ぶ人や、録画、配信、動画編集まで使う人は水冷も選択肢です。

BTOパソコンを選ぶ際は、CPUクーラーだけでなく、CPU、GPU、ケース、電源、保証まで含めて決めることが大事です。

この記事では、BTOのCPUクーラーを空冷と水冷で迷う人向けに、ゲーム中心、録画、配信、動画編集、見た目、保証まで含めた選び方を紹介します。

この記事でわかること

この記事でわかること

  • ゲーム中心なら空冷から選んでよい理由
  • 録画や動画編集まで使う人が水冷を考える場面
  • 120mm、240mm、360mm水冷の考え方
  • BTOで水冷を選ぶ前に決めたい保証、ケース、納期
  • 冷却まで選びやすいBTOショップ

BTOのCPUクーラーはゲーム中心なら空冷からでよい

BTOパソコンの空冷CPUクーラーとケース内の空気の流れ

BTOのCPUクーラーは、ゲーム中心なら空冷から選んで問題ない構成が多いです。 Core i5 / Ryzen 5、Core Ultra 5あたりのCPUで、フルHDゲーム、Discord、ブラウザを使うくらいなら、最初から高い水冷へ上げなくても使いやすいからです。

ただし、Core i7 / Ryzen 7以上で録画、配信、動画編集まで使うなら話が変わります。 CPUに長く負荷がかかるため、240mm以上の簡易水冷や大型空冷を選ぶ意味が出ます。 夏場の部屋で長時間ゲームを遊ぶ人や、ファン音を抑えたい人も、冷却へ少し予算を回す価値があります。

5クラスCPUは空冷から選びやすい

Core i5 / Core Ultra 5 / Ryzen 5 は、ゲーム用BTOで選びやすいCPUクラスです。 フルHD中心で、Discordとブラウザを開きながら遊ぶくらいなら、標準空冷または大型空冷から考えると無理がありません。

このクラスで水冷へ上げるなら、冷却性能だけでなく見た目や静音性も理由になります。 水冷へ追加料金を払った結果、メモリ32GBやSSD1TBを外すことになるなら、先にメモリとSSDへ予算を回したほうが後悔しにくいです。

7クラスCPUは長時間ゲームや録画まで使うなら水冷も選ぶ

BTOパソコンの240mm簡易水冷CPUクーラーとケース内の空気の流れ

Core i7 / Core Ultra 7 / Ryzen 7 は、ゲームだけでなく録画、配信、動画編集まで使う人が選びやすいCPUクラスです。 CPU負荷が長く続く使い方なら、240mm以上の簡易水冷を選ぶと、温度とファン音に余裕を作りやすくなります。 長時間ゲームを続ける人も、冷却に余裕がある構成を選ぶと、夏場や高画質設定でもファン音を抑えやすくなります。

ただ、水冷なら何でもよいわけではありません。 120mm水冷は見た目や小型ケースの都合で採用されることもありますが、冷却目的で追加料金を払うなら240mm以上を基準にしたいところです。

9クラスCPUは360mm水冷とケースまで合わせる

BTOパソコンの360mm簡易水冷CPUクーラーと大型ケースの空気の流れ

Core i9 / Core Ultra 9 / Ryzen 9 は、ゲームだけでなく制作作業、長時間の動画編集、重い同時作業まで使う人向けです。 このクラスは消費電力と発熱が大きくなりやすいため、BTOでは水冷を前提に考えたいCPUです。 このクラスを選ぶなら、CPUクーラーだけでなく、ケースの空気の流れ、電源容量、ファン数まで合わせて考えます。

360mm水冷は冷却力と見た目の満足感を作りやすく、9クラスCPUを長時間使う構成では選びやすい冷却です。 ただし、ケースの対応、追加料金、納期、保証まで関わります。 小型ケースや価格重視のBTOでは、無理に360mm水冷へ上げるより、CPUクラスを落としてGPU、メモリ、SSDへ予算を回したほうが合う場合もあります。

空冷と水冷の違いは冷却方式と追加料金に出る

空冷は、ヒートシンクとファンでCPUの熱を逃がす方式です。 構造が分かりやすく、価格を抑えやすく、日常の手入れもホコリ取りが中心になります。

水冷は、CPUの熱を冷却液でラジエーターへ運び、ラジエーターのファンで熱を逃がす方式です。 BTOでよく選ぶのは、購入後に冷却液を補充しない簡易水冷です。

空冷と水冷の違い

  • 空冷は価格を抑えやすく、ゲーム中心のBTOで選びやすい
  • 大型空冷は静音性と冷却のバランスを作りやすい
  • 240mm水冷は長時間ゲーム、録画、配信、動画編集まで使う人が選びやすい
  • 360mm水冷はCore i9 / Ryzen 9級や見た目まで重視する人向け
  • 水冷はケース対応、保証、ポンプ故障リスクまで含めて選ぶ

水冷は冷えやすい印象がありますが、安い小型水冷より、しっかりした大型空冷のほうが使いやすいこともあります。 BTOでは、CPUクーラー単体ではなく、ケース、ファン、電源、GPUの発熱まで含めて決めることが大事です。

BTOで水冷を選ぶ前に決めること

水冷を選ぶ前に、まずCPUと使い方を決めます。 Core i5 / Ryzen 5でゲーム中心なら、標準空冷や大型空冷から始めても問題ない構成が多いです。

Core i7 / Ryzen 7で長時間ゲーム、録画、配信、動画編集まで使うなら、240mm水冷を選択肢に入れます。 Core i9 / Ryzen 9、K付きCPU、長時間の制作作業まで使うなら、360mm水冷と大型ケースまで合わせて考えます。

水冷だけでPC全体は冷えない

水冷はCPUを冷やすパーツです。 GPU、メモリ、SSD、電源、ケース内の空気の流れまで全部解決するわけではありません。 高性能GPUを積むBTOでは、ケースファン、電源容量、設置場所まで合わせて考えるほうが安全です。

次に、保証と納期を決めます。 簡易水冷は日常の手入れがホコリ取り中心でも、ポンプやファンの故障リスクはあります。 長く使うつもりなら、保証期間、修理の出し方、店舗やメールで相談できるかまで決めたいところです。

冷却まで選びやすいBTOショップ

CPUクーラーまで指定したい人は、冷却パーツの選択肢が多いBTOショップから選ぶと決めやすくなります。 ここでは、冷却、価格、納期、見た目、相談先の違いがわかるBTOショップを紹介します。

サイコムは冷却と静音まで指定したい人に合う

サイコム G-Master Spear Mini B860 FX8

サイコムは、CPUクーラー、ケースファン、電源、マザーボードまで指定しやすいBTOショップです。 空冷静音モデルやデュアル水冷モデルもあり、冷却を理由にBTOを選びたい人に合います。

サイコムのゲーミングPCは評判どおり?静音とパーツ指定で選ぶ条件

サイコムのBTOレビューを見る

サイコムのゲーミングPCは評判どおり?静音とパーツ指定で選ぶ条件

FRONTIERはセール構成に水冷が入ると買いやすい

FRONTIERの水冷CPUクーラー搭載BTO構成

FRONTIERは、セール時に水冷CPUクーラー、32GBメモリ、1TB SSD、PLATINUM電源まで入った構成を選べることがあります。 在庫と価格が合うなら、冷却まで整ったBTOを買いやすいショップです。

OZgamingは見た目と水冷構成を合わせたい人に合う

OZgaming P30series Ryzen7 9700X・RTX 5060 Ti 16G

OZgamingは、白いケースやガラスサイドパネル、水冷構成の見た目まで重視したい人に合うBTOショップです。 32GBメモリや1TB SSDまで入った構成を選べるため、届いたあとにすぐ遊びやすい状態を作れます。

OZgamingのゲーミングPCは買っていい?安さと注文前の条件

OZgamingのBTOレビューを見る

OZgamingのゲーミングPCは買っていい?安さと注文前の条件

MDL.makeは冷却より価格と構成を先に決めたい人に合う

MDL.make Ryzen7 5700X × RTX構成

MDL.makeは、GPU構成の本体価格を抑えながら、必要なメモリやSSDを足して買いたい人に合うBTOショップです。 CPUクーラーへ追加料金を払う前に、メモリ32GB、SSD1TB、電源、保証まで入れた構成で考えたい人に合います。

パソコン工房は店舗相談を残したい人に合う

パソコン工房 LEVELシリーズのゲーミングPC

パソコン工房は、全国の店舗で相談しやすいBTOショップです。 空冷と水冷で迷ったときに、購入後の相談先を残したい人に合います。

CPUクーラーで迷ったら構成全体で決める

BTOのCPUクーラーは、空冷か水冷かだけで決めるものではありません。 CPU、GPU、メモリ、SSD、電源、ケース、保証まで入れた構成で選びます。

ゲーム中心なら、Core i5 / Ryzen 5以上と空冷から始めても問題ない構成が多いです。 録画、配信、動画編集まで使うなら、Core i7 / Ryzen 7と240mm水冷を合わせると余裕を作りやすくなります。 Core i9 / Ryzen 9や長時間の制作作業まで使うなら、360mm水冷、大型ケース、電源容量まで合わせて考えます。

買う前に決めること

  • ゲーム中心なら空冷から考える
  • 長時間ゲームや録画まで使うなら240mm水冷も選ぶ
  • Core i9 / Ryzen 9なら360mm水冷とケースまで合わせる
  • 水冷を選ぶなら保証と納期も見ておく
  • 冷却へ予算を使いすぎてメモリ32GBやSSD1TBを外さない

CPUの選び方から決めたい人は、先にCPU記事を読んでから戻ると選びやすくなります。

BTOパソコンのCPUはIntelとRyzenどっち?ゲーム・配信・動画編集まで使う選び方

BTO向けCPUの選び方を見る

BTOパソコンのCPUはIntelとRyzenどっち?ゲーム・配信・動画編集まで使う選び方

BTO全体の注文項目を先に決めたい人は、初心者向けの選び方記事も参考にしてください。

初心者向けBTOパソコンの選び方|パーツ・保証・おすすめショップも紹介

初心者向けBTOパソコンの選び方を見る

初心者向けBTOパソコンの選び方|パーツ・保証・おすすめショップも紹介

CPUクーラーで迷ったら、まず遊び方とCPUクラスを決めます。 そのうえで、空冷のまま買うのか、水冷まで選ぶのかを決めると、注文画面で余計な追加料金を払わずに済みます。