ゲーミングヘッドセットを外で使いたいのにマイクが目立つ、スタンドマイクを使っているのにブームマイクが邪魔になる、ゲーム後に音楽や動画でも使いにくい。 マイク付きのまま選ぶと、VCをしない時間や普段使いで扱いにくくなることがあります。
まず押さえたいのは、マイクを外せることだけでなく、外したあとに普通のヘッドホンとして使えるかです。 PC、PS5、Switch、スマホまで使うなら接続方式を優先し、家の中だけで使うなら音質、装着感、バッテリーを重視します。
この記事では、マイク取り外し・収納式ゲーミングヘッドセットの選び方とおすすめモデルを紹介します。
向く人
PCやPS5、Switchでゲームをしながら、スマホや動画視聴にも同じヘッドセットを使いたい人
付属マイクを毎日使うより、外部マイクやソロプレイと切り替える時間が多い人
マイクを外したあとも、見た目や重さで違和感が少ないモデルを選びたい人
先に決めること
外部マイクを使うなら
マイクを外した見た目と本体重量を優先するPS5やSwitchでも使うなら
USBドングルや3.5mm有線の対応を合わせるスマホや普段使いも含めるなら
Bluetooth対応を残す長時間ゲームをするなら
側圧とバッテリーを条件に入れる価格を抑えるなら有線モデルを優先する
マイク取り外し可能なゲーミングヘッドセットの選び方は接続方式から決める
マイクを外せるヘッドセットでも、使う機器で選ぶモデルは変わります。
- PC中心ならUSBドングルの低遅延ワイヤレスを優先する
- PS5やSwitchでも使うなら3.5mm有線やUSB-Cドングルの対応を条件にする
普段使いまで考えるなら、マイクを外したときの見た目とBluetooth対応も条件に入れます。
ゲーム中だけ高音質で使えても、外出時に大きすぎたり、スマホとつなぎにくかったりすると出番が減ります。
選び分けの目安
PCゲーム中心なら
2.4GHzワイヤレスを優先するPS5やSwitchでも使うなら
USBドングルか3.5mm有線を条件にするスマホや外出先でも使うなら
Bluetooth対応を残す外部マイクを使うなら
着脱後の見た目と軽さを重視する音楽や動画も多いなら
イヤーパッドの蒸れにくさも条件にする
マイク取り外し・収納式ヘッドセットの比較
| 商品 | 向いている人 | 接続方式 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
Razer Barracuda X Chroma | PC、ゲーム機、スマホを1台で使う人 | 2.4GHz / Bluetooth | 着脱式マイク、最大70時間バッテリー、RGB | RGBがあるため落ち着いた見た目を好む人は注意 |
HyperX Cloud Flight 2 | マイクを外した後の見た目も重視する人 | 2.4GHz / Bluetooth | 着脱式ブームマイク、内蔵マイク、最大100時間 | 国内流通や価格は時期によって変わりやすい |
Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED | PCゲーム中心で音と接続を重視する人 | LIGHTSPEED / Bluetooth / 3.5mm | 着脱式マイク、約50時間バッテリー、複数接続 | 価格は高めで、外部マイク前提なら機能過多な場合がある |
HyperX Cloud III Wireless | 充電頻度を減らしたい人 | 2.4GHz USBワイヤレス | 着脱式マイク、最大120時間バッテリー | Bluetooth非対応なのでスマホ併用には向かない |
Razer BlackShark V2 Pro (2023) | FPSとVC品質を重視する人 | 2.4GHz / Bluetooth | 着脱式マイク、最大70時間、FPS向け | 有線接続を前提にする人には合わない |
SteelSeries Arctis Nova 7 | ゲーム音とスマホ音声を同時に扱いたい人 | 2.4GHz / Bluetooth | 収納式マイク、同時Bluetooth、長時間向け | マイクは取り外しではなく収納式 |
CORSAIR HS80 MAX | 装着感とマイク品質を重視する人 | 2.4GHz / Bluetooth | 跳ね上げ式マイク、Dolby Atmos、長時間バッテリー | マイクを完全には外せない |
Acer Predator Galea 570 | 現行Acerで2.4GHzとBluetoothを両方ほしい人 | 2.4GHz / Bluetooth 5.4 / 有線 | 着脱式マイク、内蔵マイク、ENC | バッテリーは上位定番ほど長くない |
HyperX Cloud Alpha 2 | 音と複数機器接続を重視する人 | 2.4GHz / Bluetooth | 着脱式マイク、ベースステーション、複数機器向け | 設置スペースと価格は人を選ぶ |
Sony INZONE H9 II | PS5とPCでノイズキャンセリングも使いたい人 | 2.4GHz / Bluetooth | 着脱式ブームマイク、ANC、PS5/PC向け | 価格は高めで、発売時期や流通を確認したい |
マイクなしヘッドホンではなく着脱式や収納式を選ぶ理由
マイクをまったく使わないなら、最初からマイクなしのヘッドホンを選ぶ手もあります。 ただ、友人とのVC、Discord、PS5のパーティーチャットを使う日があるなら、着脱式マイクのほうが切り替える手間が少ないです。
着脱式や収納式の強みは、ゲーム中はヘッドセット、普段はヘッドホンとして使い分けられるところです。 外部マイクを買い足したあとも、ブームマイクを外して本体をそのまま使えるので、買い替えの無駄を減らせます。
反対に、屋外で音楽用ヘッドホンとして見た目を特に重視するなら、ゲーミング色の薄いデザインを選びます。 マイクを外せても本体が大きい、RGBが目立つ、イヤーカップが厚いモデルは、家の中向けとして考えます。
長時間使うなら重さとイヤーパッドも条件に入れる
競技系ゲームや作業で長く装着するなら、スペック表の音質だけでなく、重さ、側圧、イヤーパッドの素材も重要です。 300g前後でも側圧が強いと疲れが出ることがあり、合皮イヤーパッドは密閉感がある一方で蒸れることがあります。
サラウンド機能はFPSでは役立つ場面がありますが、すべてのゲームで有利になる機能ではありません。 定位を重視するなら、サラウンドの有無だけで選ばず、ステレオ時の足音や声の聞き取り、装着感まで合わせて判断します。
マイク取り外し・収納式ゲーミングヘッドセットおすすめ10選
マイクを外した後の見た目、2.4GHzとBluetoothの併用、長時間バッテリー、VC品質の違いで10モデルを分けます。 ゲームだけでなく普段使いにも回すなら、まず接続方式とマイクのしまい方から合わせます。
Razer Barracuda X Chroma
Razer Barracuda X Chroma

PC、ゲーム機、スマホを1台で行き来したい人向けです。
- 着脱式Razer HyperClearマイク
- 2.4GHz / Bluetooth対応
- 最大70時間バッテリー
Razer Barracuda X Chromaは、ゲーム機とスマホを行き来したい人に向きます。 2.4GHzワイヤレスとBluetoothを切り替えられるので、PCやゲーム機では低遅延接続、スマホではBluetoothという使い分けになります。
マイクは取り外せるため、外で使うときにゲーミング感を抑えられます。 RGBライティングがあるので、落ち着いた見た目を優先する人は好みが分かれます。 家では低遅延、スマホではBluetoothという使い方を1台に寄せたい人向けです。
HyperX Cloud Flight 2
HyperX Cloud Flight 2

マイクを外した後の見た目とスマホ併用を重視する人向けです。
- 着脱式ブームマイク
- 内蔵マイク搭載
- 2.4GHz / Bluetooth対応
HyperX Cloud Flight 2は、ブームマイクを外して普段使いにも回したい人に合います。 着脱式ブームマイクに加えて内蔵マイクもあるため、ゲーム中はブームマイク、普段使いではマイクなしに近い見た目へ切り替えられます。
2.4GHzとBluetoothに対応し、PC、PS5、Switch、スマホまで1台に集約したい人にも合います。 ただし国内での流通や価格は時期によって変わることがあるので、購入時は販売状況を判断材料にします。
Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED
Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED

PCゲームを中心に、音とワイヤレス接続を重視したい人向けです。
- 着脱式ブームマイク
- LIGHTSPEED / Bluetooth / 3.5mm対応
- 約50時間バッテリー
PRO X 2 LIGHTSPEEDは、ゲーム用の音とワイヤレス接続を重視したい人に向きます。 着脱式ブームマイクを外せるので、外部マイクを使う配信環境でもヘッドホン側だけを残せます。
LIGHTSPEED、Bluetooth、3.5mm有線に対応するため、PC中心でもスマホやゲーム機へ使い回せる構成です。 一方で価格は高めなので、VC用マイクを外せれば困らない人にはオーバースペックになる場合があります。
HyperX Cloud III Wireless
HyperX Cloud III Wireless

長時間ワイヤレスで遊びたい人向けです。
- 着脱式マイク
- 最大120時間バッテリー
- PC / PS5 / Switchで使うUSBドングル
HyperX Cloud III Wirelessは、長時間ゲームをする人に向くワイヤレスヘッドセットです。 公称で最大120時間のバッテリーがあるため、充電頻度を減らしたい人に合います。
マイクは着脱式なので、ソロゲームや動画視聴ではマイクを外して使えます。 Bluetoothは搭載していないため、スマホや通勤用まで1台で済ませたい人は別モデルを選びます。
Razer BlackShark V2 Pro (2023)
Razer BlackShark V2 Pro (2023)

FPSとVC品質を重視しながら、マイクを外せるモデルを選びたい人向けです。
- 着脱式マイク
- 2.4GHz / Bluetooth対応
- 最大70時間バッテリー
Razer BlackShark V2 Pro (2023)は、FPSやVC品質を重視する人向けです。 着脱式マイクを備えつつ、2.4GHzワイヤレスとBluetoothに対応するため、ゲーム用とスマホ用を分けて使えます。
普段使いの見た目よりも、ゲーム中の聞き取りやすさとマイク性能を優先したい人に合います。 有線接続を前提にする人や、外出時のコンパクトさを重視する人は別モデルを選びます。
SteelSeries Arctis Nova 7
SteelSeries Arctis Nova 7

ゲーム音とスマホ音声を同時に扱いたい人向けです。
- 収納式ClearCastマイク
- 2.4GHz / Bluetooth同時接続
- PC / PS5 / Switch / スマホ対応
SteelSeries Arctis Nova 7は、ゲームをしながらスマホの通話や音楽も重ねたい人に向きます。 2.4GHzワイヤレスとBluetoothを同時に扱えるため、PCやPS5のゲーム音を流しながらスマホ側の音声も使えます。
マイクは取り外しではなく収納式ですが、使わないときに本体へ収められるので、ブームマイクは目立ちにくくなります。 完全にマイクを外したい人より、なくす不安を避けたい人に合います。
CORSAIR HS80 MAX
CORSAIR HS80 MAX

装着感とマイク品質を重視する人向けです。
- 跳ね上げ式マイク
- 2.4GHz / Bluetooth対応
- Dolby Atmos対応
CORSAIR HS80 MAXは、マイク品質と装着感を重視する人向けです。 浮くように支えるヘッドバンド構造で、長時間のゲームや作業でも頭頂部への重さの集中を抑える設計です。
マイクは取り外し式ではなく跳ね上げ式のため、普段使いの見た目を最優先する人には向きません。 一方で、VCをよく使い、マイクをなくしたくない人なら、跳ね上げるだけでミュートと会話を切り替えられます。
Acer Predator Galea 570
Acer Predator Galea 570

Acerの現行機で、2.4GHzとBluetoothの両方を使いたい人向けです。
- 着脱式ブームマイク
- 内蔵マイク搭載
- 2.4GHz / Bluetooth 5.4 / 有線対応
Acer Predator Galea 570は、Acerの現行機で、2.4GHz、Bluetooth、有線を切り替えたい人向けです。 着脱式ブームマイクと内蔵マイクを備えているため、ゲーム中はブームマイク、普段使いでは本体マイクという使い分けになります。
バッテリーは長時間特化のCloud III WirelessやCloud Alpha 2ほど強くありません。 接続方式の多さと、マイクを外した後の使い方を重視する人に合います。
HyperX Cloud Alpha 2
HyperX Cloud Alpha 2

音と複数機器接続を重視する人向けです。
- 着脱式マイク
- 2.4GHz / Bluetooth対応
- ベースステーション付き
HyperX Cloud Alpha 2は、ゲーム環境を1台に集約したい人に向きます。 2.4GHzとBluetoothに対応し、ベースステーションで複数機器の切り替えを集約します。
着脱式マイクなので、外部マイクを使うときや音楽を聴くときはブームマイクを外せる構成です。 ただし設置スペースと価格は人を選ぶため、机の上をすっきりさせたい人はCloud Flight 2やBarracuda X Chromaを優先します。
Sony INZONE H9 II
Sony INZONE H9 II

PS5とPCでノイズキャンセリングも使う人向けです。
- 着脱式ブームマイク
- 2.4GHz / Bluetooth対応
- ノイズキャンセリング
Sony INZONE H9 IIは、PS5とPCを中心に、ノイズキャンセリングも重視したい人向けです。 着脱式ブームマイクに対応し、ゲーム中はVC、普段はマイクを外した状態へ切り替えられます。
価格は高めなので、マイクを外せるだけでよい人には重い選択です。 PS5との相性、ANC、音質まで同時に優先する人向きです。
外部マイクを使うならヘッドセット側のマイク品質を優先しすぎない

すでにUSBマイクやオーディオインターフェースを使っているなら、ヘッドセット側のマイク品質よりも、音、重さ、接続方式を優先したいところです。 マイクを外せるモデルなら、VCや配信では外部マイクを使い、ヘッドセットは音を聞くための機器として割り切ります。
逆に、外部マイクを持っていない人は、着脱式マイクの音質やミュート操作も条件に入れたいところです。 ゲーム中のVCだけならヘッドセットマイクで困らない場面もありますが、配信や録画まで考えるなら単体マイクとの組み合わせも残します。
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ゲームと普段使いを分けたいならマイク取り外し対応を選ぶ
マイク取り外し・収納式ゲーミングヘッドセットは、ゲーム中だけでなく、音楽、動画、作業中にも同じヘッドホンを使いたい人に向きます。 PC、PS5、Switch、スマホを1台で行き来するならBarracuda X Chroma、マイクを外した後の見た目まで重視するならCloud Flight 2から選ぶ流れです。
PCゲーム中心で音を重視するならPRO X 2 LIGHTSPEED、長時間バッテリーならCloud III Wireless、FPSとVC品質ならBlackShark V2 Pro (2023)も合います。 同時BluetoothならArctis Nova 7、マイク品質ならHS80 MAX、Acerの現行機ならPredator Galea 570、複数機器を1台に集約するならCloud Alpha 2、PS5とANCまで重視するならINZONE H9 IIも残ります。 最後に、使う機器、マイクを外したときの見た目、接続方式を照らし合わせて決めたいところです。

