グラボの性能表は数字が大きい順に並ぶので、上位GPUほど正解に感じやすいです。 ただ、BTOパソコンで買うときは、GPUだけで支払額も使いやすさも決まりません。 メモリ32GB、SSD1TB、電源容量、CPU、冷却、保証まで同じ注文画面で選ぶと、自分に合うGPUクラスが決まります。
この記事では、公開されているGPU性能スコアを使い、フルHD、WQHD、4Kでどのグラボを買うか、BTOで一緒に選ぶ構成まで紹介します。
この記事でわかること
- 参考スコアをfpsや独自実測と混同しない使い方
- フルHD、WQHD、4Kで買うGPUクラスの違い
- VRAM 6GB、8GB、12GB、16GB以上の買い分け
- BTOの注文画面で削らないメモリ、SSD、電源、CPU
- GPU比較表から自分が買う構成へ落とす流れ
参考スコアはGPUの強さを大きく分けるために使う
この表の参考スコアは、400DPIが独自に測ったfpsではありません。 公開されているGPU性能比較表をもとに、GPU同士の強さを大きく分けるための数字です。
同じGPUでも、実際のfpsはゲーム、解像度、画質設定、CPU、メモリ、ドライバー、DLSSやFSRで変わります。 スコアの上下だけで決めず、自分が使うモニター、遊ぶゲーム、BTOの支払額まで合わせて決めてください。
グラボは遊びたいゲームと使いたい作業から決める
グラボは、遊びたいゲーム、使いたいAI、動画編集、配信、画質設定で必要なクラスが変わるパーツです。 フルHDでVALORANT、League of Legends、Minecraft、Robloxを遊ぶならRTX 5060クラスでも対応できますが、Cyberpunk 2077やMonster Hunter WildsをWQHD高画質で遊ぶならGPU性能とVRAM容量が必要です。
ベンチマーク順位だけで上位GPUを買うと、本体代が大きくなりすぎて、メモリやSSD、冷却、保証へ予算を回しにくくなります。 反対に、安さだけでGPUを抑えると、遊びたいゲームで画質設定を下げたり、AIや編集作業で待ち時間が長くなったりします。
まず決めたいのは、遊びたいゲームとPCで使いたい作業です。 そのうえで、フルHD、WQHD、4Kのどこまで使うのかを合わせると、BTOの注文画面でCPU、メモリ、SSD、電源まで同時に決められます。
GPUはVRAMと電源まで合わせて選ぶ
GPUはスコアだけでなく、VRAM容量と電源容量まで合わせて選びます。 同じくらいのスコアでも、VRAMが少ないGPUは高画質テクスチャやWQHDで苦しくなりやすく、電源容量が足りない構成はあとからGPUを替える余裕も小さくなります。
VRAM 6GBは、ゲーム用BTOを新しく買う人には優先しにくい容量です。 VALORANT、League of Legends、Minecraftのようなタイトルや映像出力中心なら使えますが、重いPCゲームをこれから遊ぶなら8GB以上を選びます。
VRAM 8GBは、フルHDで価格を抑えて遊ぶ人向けです。 VALORANT、Apex Legends、Fortnite、RobloxをフルHDで遊ぶなら選べますが、WQHDや高画質テクスチャまで使うなら不足を感じやすくなります。
VRAM 12GBは、フルHD高画質やWQHDまで使いたい人向けです。 RTX 5070のようにGPU性能を重視する構成では、VRAM容量だけでなく、DLSS、対応ゲーム、CPUとの組み合わせまで含めて決めます。
VRAM 16GB以上は、Cyberpunk 2077やMonster Hunter WildsをWQHDで遊ぶ人、高画質テクスチャを使う人、録画や軽い編集も同じPCで使う人向けです。 RTX 5060 Ti 16GBやRadeon RX 9070のような構成は、スコアだけでなくVRAM容量で選ぶ意味があります。
電源は、RTX 5060級なら650W、RTX 5070やRadeon RX 9070級なら750W、RTX 5080以上なら850W以上を基準にします。 RTX 5090級は1000W級電源、大型ケース、強いCPUクーラーまで必要になりやすいため、GPUだけで支払額を決めないでください。
グラボ性能比較表
気になるGPUを選ぶと、選んだモデルだけを表示できます。 購入予定のグラボが、フルHD、WQHD、4Kのどこまで使うGPUなのかを表で比べられます。
気になるGPUを選ぶと、選んだモデルだけを表示できます。参考スコアはGPU同士の強さを大きく分けるための数字です。
GPUを選ぶと、選んだモデルだけを表に残せます。
| 順位 | GPU | 参考性能スコア | VRAM | 目安 | BTO構成 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | GeForce RTX 5090 | 72,150 | 32GB | 4K高画質・生成AI・制作作業まで | 上位BTO。1000W級電源、Core i9 / Ryzen 9、強い冷却を合わせる 価格より性能と長期運用を優先する人向け |
| 2位 | GeForce RTX 4090 | 59,731 | 24GB | 4K高画質・制作作業 | 2022年発売の上位BTO。850Wから1000W級電源と大型ケースを合わせる 現行最上位までは不要でも4K性能を重視したい人向け |
| 3位 | GeForce RTX 5080 | 52,994 | 16GB | 4K・WQHD高画質 | 上位BTO。850W以上、Core i7 / Ryzen 7以上、強い冷却を合わせる 4KモニターやCyberpunk 2077クラスを長く遊びたい人向け |
| 4位 | GeForce RTX 4080 SUPER | 48,008 | 16GB | 4K・WQHD高画質 | 2024年発売の上位BTO。850W級電源とCore i7 / Ryzen 7以上を合わせる RTX 5080より安い在庫があるなら狙える |
| 5位 | Radeon RX 7900 XTX | 47,069 | 24GB | 4K・WQHD高画質 | Radeon上位BTO。850W級電源と大型ケースを合わせる VRAM 24GBと価格のバランスを重視したい人向け |
| 6位 | GeForce RTX 5070 Ti | 46,573 | 16GB | WQHD高画質・4K入門 | 上位BTO。750W以上と32GBメモリを合わせる WQHDで画質を落としたくない人向け |
| 7位 | Radeon RX 9070 XT | 44,982 | 16GB | WQHD高画質・4K入門 | Radeon搭載BTO。750W以上とRyzen 7 / Core i7以上を合わせる VRAM 16GBと価格のバランスを取りたい人向け |
| 8位 | Radeon RX 7900 XT | 41,531 | 20GB | WQHD高画質・4K入門 | 2022年発売のRadeon上位BTO。750W以上と32GBメモリを合わせる VRAM容量を重視しつつ価格を抑えたい人向け |
| 9位 | GeForce RTX 4070 Ti | 41,219 | 12GB | WQHD高画質 | 2023年発売の上位BTO。750W級電源とCore i7 / Ryzen 7を合わせる 安い在庫があるならWQHD用として狙える |
| 10位 | Radeon RX 9070 | 41,093 | 16GB | WQHD・重めゲーム | Radeon搭載BTO。650Wから750WとRyzen 5 / Ryzen 7以上を合わせる RTX以外も含めて価格とVRAMを重視したい人向け |
| 11位 | GeForce RTX 5070 | 39,624 | 12GB | WQHD・フルHD高fps | ミドル上位BTO。750W電源と32GBメモリを合わせる WQHDモニターへ買い替える人に合う |
| 12位 | GeForce RTX 4070 SUPER | 38,098 | 12GB | WQHD・フルHD高fps | 2024年発売のミドル上位BTO。650Wから750Wを合わせる RTX 5070との価格差が大きいなら検討できる |
| 13位 | Radeon RX 7800 XT | 34,828 | 16GB | WQHD・フルHD高画質 | Radeonミドル上位BTO。650Wから750Wと32GBメモリを合わせる WQHDでVRAM 16GBを確保したい人向け |
| 14位 | GeForce RTX 4070 | 34,714 | 12GB | WQHD入門・フルHD高画質 | 2023年発売のミドルBTO。650W級電源とCore i5 / Ryzen 5以上を合わせる 価格が下がっている在庫なら選べる |
| 15位 | GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 31,460 | 16GB | フルHD高画質・WQHD入門 | ミドルBTO。32GBメモリと1TB SSDを合わせる フルHDより少し上まで残したい人向け |
| 16位 | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 31,012 | 8GB | フルHD高画質 | ミドルBTO。16GB版との差額で決める 16GB版との差が小さいなら16GB版を優先したい |
| 17位 | Radeon RX 7700 XT | 30,998 | 12GB | フルHD高画質・WQHD入門 | RadeonミドルBTO。650W級電源と32GBメモリを合わせる 価格が下がっているなら選択肢に入る |
| 18位 | Radeon RX 9060 XT 16GB | 28,863 | 16GB | フルHD高画質 | RadeonミドルBTO。650W級電源と1TB SSDを合わせる VRAM 16GBを重視したフルHD用に合う |
| 19位 | GeForce RTX 4060 Ti 16GB | 28,061 | 16GB | フルHD高画質・WQHDでVALORANTなど | 2023年発売のミドルBTO。価格差が大きいときだけ選ぶ 新規購入はRTX 5060 Tiとの価格差次第 |
| 20位 | GeForce RTX 5060 | 27,845 | 8GB | フルHD・VALORANTなど | フルHD中心BTO。32GBメモリと1TB SSDを優先 価格を抑えてフルHDで遊びたい人向け |
| 21位 | Radeon RX 9060 XT 8GB | 27,217 | 8GB | フルHD | RadeonミドルBTO。価格とVRAM容量で決める 16GB版との差が小さいなら16GB版を優先したい |
| 22位 | Arc B580 | 23,110 | 12GB | フルHD | Intel Arc搭載BTO。対応ゲームとドライバー更新を前提に選ぶ 価格重視でIntel Arcも試したい人向け |
| 23位 | GeForce RTX 4060 | 22,620 | 8GB | フルHD・RobloxやMinecraft | 2023年発売のBTO。大きく安い場合だけ検討 新品BTOではRTX 5060との差額で決める |
| 24位 | Radeon RX 7600 | 22,090 | 8GB | フルHD | 価格重視BTO。RobloxやMinecraft中心で選ぶ 安い在庫がある場合のフルHD用 |
| 25位 | GeForce RTX 5050 | 21,876 | 8GB | フルHD入門 | 入門BTO。RobloxやMinecraftと価格重視 Cyberpunk 2077クラスより価格を優先する人向け |
| 26位 | Radeon RX 6600 | 17,900 | 8GB | フルHDでRobloxなど | 2021年発売の価格重視BTO。安い在庫がある場合のGPU 新規BTOでは上位GPUとの差額で決めたい |
| 27位 | GeForce RTX 3050 6GB | 12,424 | 6GB | Roblox・普段使い | 入門BTO。ゲーム目的では無理に選ばない ゲーム用ならRTX 5060以上へ上げたい |
| 28位 | Radeon RX 6400 | 9,392 | 4GB | 軽い用途 | 省電力・小型向け。ゲーム用BTOでは優先しにくい Robloxや映像出力用に近い |
| 29位 | Arc A380 | 9,358 | 6GB | 軽い用途 | Intel Arc入門。ゲーム目的では対応状況を選ぶ 動画支援やRoblox中心 |
| 30位 | GeForce GT 1030 | 3,103 | 2GB | 映像出力・軽い用途 | ゲーム用ではなく映像出力用に近い ゲーミングBTOの比較対象にはしにくい |
参考スコアはゲーム別fpsではない
フルHD・WQHD・4Kで買うGPUクラスを分ける
フルHDで遊ぶなら、まずRTX 5060からRTX 5060 Tiクラスが候補です。 VALORANT、League of Legends、Minecraft、RobloxをフルHDで遊ぶ用途なら、本体価格を抑えながら32GBメモリと1TB SSDを選べるからです。
Cyberpunk 2077やMonster Hunter WildsをWQHD高画質で遊ぶなら、RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070、Radeon RX 9070クラスが候補です。 このクラスから、VRAM容量、DLSSやFSR、対応しているゲーム、電源容量の違いが買った後の使い方に出やすくなります。
4Kや制作作業まで同じPCで使うなら、RTX 5080以上やRadeon上位クラスを選びます。 ただし、GPUだけでなく、850W以上の電源、強いCPUクーラー、大きめのケース、保証まで支払額に入れてから決めてください。
GPUと同じ注文画面で決めるもの
- メモリ32GBを入れた支払額
- SSD1TB以上にした支払額
- GPUに合う電源容量と80PLUS認証
- CPUがGPUの足を引っ張らないか
- ケースの冷却とCPUクーラー
- 保証期間と修理時の送料
参考スコア上位5GPUの特徴
上位GPUは、4K高画質、WQHD高fps、動画編集、生成AIまで同じPCで使いたい人向けです。 BTOで買う場合は、グラボ単体の性能だけでなく、ケースサイズ、電源容量、CPUクーラー、保証まで同時に決めます。
第1位 GeForce RTX 5090は4Kと制作作業まで使う人向け
GeForce RTX 5090は、RTX 50シリーズの最上位GPUとして2025年1月に登場したモデルです。 参考スコアは72,150で、現行最高峰のグラフィックボードといえる性能です。
ゲームだけでなく、4K高画質、動画編集、生成AI、重い制作作業まで同じPCで使う人に合います。 一方で、BTOでは1000W級電源、大型ケース、強いCPUクーラーまで必要になるため、価格重視で選ぶGPUではありません。

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第2位 GeForce RTX 4090は2022年発売でも4K性能が強い
GeForce RTX 4090は、2022年10月に登場したRTX 40シリーズの最上位GPUです。 参考スコアは59,731で、RTX 5080より大きい数値です。
新品BTOでは在庫や販売数が限られますが、4Kゲーム、動画編集、3D制作まで使うなら今でも強い性能を持っています。 2022年発売だから安いと決めず、保証、電源容量、ケース、冷却まで含めて買える状態かを判断したいGPUです。

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第3位 GeForce RTX 5080は現行上位BTOで4Kを狙う人向け
GeForce RTX 5080は、RTX 5090と同じく2025年1月に登場した上位GPUです。 参考スコアは52,994で、4KゲームやWQHD高画質を長く使いたい人向けです。
RTX 5090ほどの価格までは出しにくいけれど、RTX 5070クラスより上の余裕がほしい人に合います。 BTOでは850W以上の電源、Core i7 / Ryzen 7以上、32GBメモリ、1TB以上のSSDを合わせます。

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第4位 GeForce RTX 4080 SUPERは価格次第でまだ強い
GeForce RTX 4080 SUPERは、2024年1月に登場したRTX 40シリーズの上位GPUです。 参考スコアは48,008で、RTX 5070 Tiより大きい数値です。
現行品として強く探すGPUではありませんが、在庫品やセール品で価格が落ちているなら、4KやWQHD高画質用として選べます。 ただし、2024年発売モデルのBTOでは電源、ケース、保証、販売状態まで買う前に決めます。

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第5位 Radeon RX 7900 XTXはVRAM 24GBを重視したい人向け
Radeon RX 7900 XTXは、2022年12月に登場したAMD Radeonの上位GPUです。 参考スコアは47,069で、VRAM 24GBを持つ点に特徴があります。
NVIDIAのDLSSや配信ソフトとの相性より、VRAM容量、価格、WQHDから4Kのゲーム性能を重視する人向けです。 Radeon搭載BTOはショップによって数が限られるため、在庫と保証まで含めて決めてください。

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RTX 5060 TiとRadeon RX 9070はどっち?WQHD向けBTOの選び方
支払額を抑えやすいGPUはRTX 5060からRTX 5070クラス
上位5GPUは性能が強い一方で、本体価格、電源、冷却、ケースまで大きくなりがちです。 BTO本体の支払額を抑えながら選ぶなら、RTX 5060、RTX 5060 Ti 16GB、RTX 5070クラスが候補です。
フルHD中心ならRTX 5060、WQHDも使うならRTX 5060 Ti 16GB、WQHD高画質まで狙うならRTX 5070が目安です。 このクラスなら、32GBメモリ、1TB SSD、650Wから750W電源まで選んでも支払額を抑えやすくなります。

フルHD中心ならRTX 5060搭載BTOへ
RTX 5060搭載ゲーミングPCおすすめ比較|15万〜30万円で選ぶBTO

WQHDも使うならRTX 5060 Ti 16GB搭載BTOへ
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WQHD高画質まで使うならRTX 5070搭載BTOへ
RTX 5070搭載ゲーミングPCおすすめ比較|WQHD高画質で選ぶBTO
グラボを決めたらCPUと電源も同じ画面で選ぶ
グラボだけ高いものを選んでも、CPUと電源が合っていないとBTO全体の満足度は上がりません。 RTX 5060ならCore i5 / Ryzen 5以上、RTX 5070ならCore i7 / Ryzen 7クラス、RTX 5080以上ならCore i7 / Ryzen 7以上を中心に選びます。
電源は、RTX 5060級なら650W、RTX 5070なら750W、RTX 5080以上なら850W以上が目安です。 長時間ゲームを遊ぶ人、録画や配信も使う人、あとからSSDやケースファンを増やす人は、電源容量と80PLUS認証まで注文前に決めます。

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BTOのCPUクーラーは空冷と水冷どっち?初心者向けの選び方
グラボ比較はBTOで買う構成まで決めて使う
グラボ比較は、順位だけで終わらせず、自分が買うBTOの構成まで決めるために使います。 VALORANT、League of Legends、Minecraft、RobloxをフルHD中心で遊ぶならRTX 5060、WQHDまで使うならRTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070、4KやCyberpunk 2077クラスまで使うならRTX 5080以上が目安です。
最後に、GPUだけでなく、CPU、メモリ32GB、SSD1TB、電源容量、冷却、保証まで同じ注文画面で合わせます。 この条件まで決めてからBTOを選ぶと、安く感じるモデルと長く使えるモデルの差を注文前に分けられます。
